Preface

今生の使命を知る

弱い人のために

強い人は空手をする必要はありません。

心身共に弱い人のために、空手はあります。

  学校に行けない子ども

  心身を病を抱えている方

  定年退職してやることがない方

  女性

  外国の方  for  Foreigners

そんな人たちと、一緒に空手をしたいと、強く願っています。  

私は、世界最強の男ではありません。

試合にさえ出たことがありません。

世界最強の空手家ではありませんが、世界最高の指導者には、ひょっとしたらなれるかもしれません。

これからさらに空手の研究を深め、弱い人間の1人として、自分自身も一生稽古に励みます。

いじめない いじめられない

この直接打撃制空手は世界に2000万人の愛好者がいるにもかかわらず、空手母国日本においてさえ社会的に認知されていません。東京五輪に採用されたのは伝統派空手、俗に言う「寸止め」空手です。

五輪に採用されたのは社会的に認知されているからです。しかしそれは「スポーツ競技」として確立しているからとも言えるでしょう。

直接打撃制空手は相手が「倒れたら一本」というわかりやすさがあります。その技が本当に効いたかどうか、それで一目瞭然です。そしてそこに、武道性を認めることが出来ると思います。殴られ、蹴られたら、痛い。嫌なものです。本当にやられるかも知れないという恐怖と、闘わなければいけません。

その武道性にこそ、現代の教育現場が抱えた問題を解決する大きなヒントがあると考えます。


毎年毎年、いじめで自ら命を絶つ子どもたちが増えていきます。

子どもを守り、育てていくのは大人の責務のはずです。私にできることはないのか、必死に考えました。


子どもが人をいじめるのは、人の痛みが分からないからです。

叩かれたら痛い。

叩いても心が痛い、ということを体験的に知らないからです。


まず、いじめられない強い子どもを育てる。

そして、人をいじめない、真に優しい子どもを育てる。


それを武道教育を通じて実現したいと考えました。


いじめをなくすために。

世界平和のために。


セミナーなど

私の家庭は崩壊していました。余分な金は一銭もなく将来大学に行くといくということは、選択肢の中にありませんでした。

それともう一つ、私は警察に捕まるような少年でした。

それで普通高校には絶対に行けないと思い、一流企業への就職率100%を誇っていた、八代高専機械電気工学科に行きました。成績は良かったのです。

しかし高専に入学後すぐに「工業」「機械、電気」というものに大きくつまずいてしまいました。そんなとき畑正憲先生の「ムツゴロウの青春記」を読み、学問への憧れを抱き、文系の大学受験を目指して高専を3年次修了退学しました。

一刻も早い就職を期待していた母は絶望し、私は日本一の親不孝者になりました。


退学後、お金が一銭もなかったので予備校へは行かず、独学しました。

高専では普通高校とは全く違うをしていたので、まさにゼロからのスタートでした。

あらゆる方から、絶対に無理だといわれましたが、絶対に自信がありました。

それは、能力が高かったからではなく、「方法論」が間違っていなかったからです。

決意さえ出来ていれば、ほとんどの問題は「方法論」の問題です。

このことは、後の人生において大きく役に立ちました。


特に学校では、学力的に圧倒的に不足しているたくさんの生徒を難関大学合格や、超難関といわれる就職試験合格に導くことができました。

やる気がなかった生徒の心に、勉強への憧れを抱かせ火をつけたことも、数多くありました。

すべてがうまくいったわけではありませんが、受験という勝負事における方法論について、体験的に自信があります。


空手においては、50歳を前にして、「高校生には負けたくない」という強い焦りから、「疲れないための方法論」を独自に開発しました。

それは身体の動かし方の根本に関わる問題へと発展し、大きな発見がたくさんありました。これは他のスポーツ、日常生活や、体力を使う仕事での身体の動かし方など、あらゆる場面に通じるものだと信じています。


死との直面の中で積み重ねられた、いわゆる「古武術」といわれるものとの共通点もかなりありましたが、私だけのまったく独自の理論も発見しました。まだこの理論は生まれたばかりで、私自身も達人ではありませんので、今後随時、修正しながらさらに発展させていきます。根幹においては、絶対の自信があります。


2003年、ひどい「うつ病」になり、3年間も休職しました。まさに、生きるか死ぬかの境界をさまよいました。私は空手でうつ病から生き返ったのです。心技体といいますが、技を徹底的に研究することにょって心と体がつながったのです。

武道だから礼儀や心を大事にしなければならないとよく言われますが、そうではないと思います。徹底的な技の研究によって、心と体が必然的に鍛えられるのだと思います。

どんなに稽古しても、心が鍛えられている実感が湧かない方は、きっと本質的な技の研究が足りないのではないでしょうか。技の研究は人間の本質、宇宙の本質について、実践的に深く追求する行為です。

考えるだけでもダメ、筋肉だけでもダメだということです。


心と体は、同じです。

体より心が大事、では絶対にありません。

心も体も『等しく』大事なのです。

それを技の研究によって体得するのが武道だと思います。

だから武道には教育的効果が相当高いと信じます。

学校教育で武道は必修になったそうですが、スポーツ競技としてではない、技を研究、体得するための武道が必要なのではないでしょうか。


私の体験は「敷かれたレールの上を走る生き方」とは逸脱したものですが、現代の多くの方にとって、実践的に参考になるのではないでしょうか。

私の使命は教育者ですので、これらの体験をわかりやすく、セミナーや講演という形で、直接お伝えできたらと思いました。

対象は幼稚園から高校までの学校、企業、各種サークル、施設などを現在は考えております。

1お話のみ、2お話と空手体験、3空手体験のみ など、柔軟にご要望にお応えしますので、ご相談ください。

海外の方への空手指導も可能です。少し英語が出来ます。言葉が通じなくても、空手は指導できます。

謝礼は一切受け取りません。遠方の場合、交通費等「実費」のみご負担ください。

都合が合う限り、日本中どこへでも出かけていきます。

お気軽にお声かけください。

略歴

 略歴

1966年4月     熊本市に生まれる

1973年4月26日生 熊本市立春日小学校 入学

1979年4月     熊本市立花陵中学校 入学

1982年4月     国立八代工業高等専門学校 機械電気工学科 入学

1983年3月     同校3年次修了退学 独学をする

1984年4月     国立熊本大学 教育学部美術科 入学 一年次留年

1991年4月     阿蘇 高森中学校 臨時採用講師

1992年4月     国立熊本大学大学院 修士課程 教育学研究科美術教育専攻彫刻専修 入学

1992年秋      日展第3科 初入選(計5回入選)

1993年       熊本県 高校教員採用試験 合格

1994年4月     熊本県立南関高等学校 赴任

1999年4月25日  結婚

2001年4月     熊本県東京事務所 広報経済課「銀座熊本館」出向

2003年4月     熊本県立第二高等学校 赴任

2003年9月25日  一人息子誕生

2004年3月~    うつ病により、合計3年間休職

2008年4月     熊本県立熊本聾学校 赴任

2012年4月     熊本県立湧心館高等学校 通信制課程 赴任

一緒に稽古しませんか。

無理なことは一切しませんが、全て実戦を想定しています。

実際に使える空手を目指します。

身体をほぐす、関節を柔らかくする、姿勢を良くすることから始めます。

心、身体、空手、すべて同じ問題です。

心身共に病んだ方、定年後に目標を失ってしまった方、学校に行けない子ども、外国の方。

勉強方法や、学校のこと、進学のことなどについてはプロなので、遠慮無く利用してください。


上のメールアドレスに、お気軽にお問い合わせください。


                                     中 川


現在形湖を休止中です。申し訳ありません。再開したらまたご報告致します。