リウマチ到来
11/13(日)、朝起きた瞬間、指が曲がらなかった。
リウマチの典型的な症状だ。
この日はクラスマッチ。
カメラ係であったが、体育館内に走り高跳び用のマットが立てかけてあるのに気づいて、ミット代わりに、1時間程叩いていた。指がほぐれるかと思ったのだ。
両手の第二関節から出血し、血だらけになってしまった。
いつもはグローブをつけているから、気づかなかった。
打ち方が悪いから、変なところに傷がつくのだ。
たまには、素手でやらないといけない。
指は一日中、ほぐれなかった。
そして翌日もマットを1時間叩き、血だらけになったが、一日中、指がパキパキだった。
これが火曜日まで続いた。
マットを叩いたから、固まったのだろうか。
そう思いたかった。
そして水曜日、ネットでたまたま熊本リウマチ内科を知った。熊本唯一の、リウマチ専門病院だそうだ。
思いついたらすぐ行動。すぐに電話をして、病院に行った。
とても現代的な建物。細部まで神経が行き届いた院内。
受付の姉ちゃんから、看護師さんまで、とても気を配っていただいた。
特に看護師さんは、こちらの不安な気持ちを察してくれているようだった。
2年前に荒尾市民病院で人間ドック、精密検査の結果、リウマチ陽性と診断された。
その後、半年に一度検査を受け、手足に症状が出ていないかを確認。
出ていれば、投薬治療が始まるということだった。
しかし、聞かれることは関節の痛みばかり。
俺は手の指の異常なかゆみ、目の周りや全身の湿疹、背中の広範囲の変色など全身にいろいろな症状が出ていた。
それらをいくら説明しても、聞いてくれない。
ネットで検索してみると、それらはピタリと自己免疫疾患に当てはまった。
リウマチとは自己免疫疾患なのだ。
湿疹については一度、皮膚科に行ったところ、「マラセチア毛嚢炎」と診断された。薬を処方されたが治らず、別の皮膚科に行ったら「マラセチアではない」とぴしゃりと言われた。しかし、それでも「原因はわからない」「塗り薬で様子を見ましょう」で終わってしまった。様子を見るとは、これで打ち切る、という意味に等しい。
原因を突き止めるための検査もないし、他の病院の紹介もなかった。
何処の病院も、大量の患者であふれ、ベルトコンベヤーの上の製品のように、ホイホイと流されていく。
医師や看護師に言いたい。患者に寄り添うような医師や看護師になりたかったのじゃないのか。
熊本リウマチ内科では、確かに寄り添ってくれた。
この日は採血だけで、12/5(1/13に変更)にその検査結果をもとに昼間に医師からの問診があり、夜にもう一度呼び出されて、改めて診察があるという。おそらくここで、診断が下り、治療計画が話されるのだろう。
初診の人はこのように夜までかかるらしい。
毎日、午前一人、午後一人、初診が入ると聞いた。つまり、毎日、夜まで診察しているということだ。ここの医師は院長先生一人だと聞いている。なんということだろう。
きっと患者に寄り添う毎日なのだろう。
俺は生徒に寄り添っているだろうかと、自分を見つめてみる。
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