ゆりの花束
今上天皇が、新年の和歌を発表された。
その中の一首に、涙があふれてしかたなかった。
「幼子の 静かに持ち来(こ)し折り紙の ゆりの花手に 避難所を出づ」
熊本地震で避難所を慰問された両陛下。
小さい子が、陛下に折り紙の花束を手渡したのだ。
陛下は胸が締め付けられるような思いだったに違いない。
絶対にこの子を救うのだと決意して避難所を出られたのだ。
天皇の最大の仕事は、国民の安寧を祈ることだ。
天皇とは祈る人なのだ。
俺は昭和天皇をもっとも敬愛している。
そして今上天皇も、なくてはならない方だ。
明日かな?皇居一般参賀、無理をしてでも、行けば良かった。
もしかしたら今上天皇を目にする最後の機会だったかも知れない。
あらゆる批判を覚悟して、はっきりと言う。
日本が世界一平和なのは、日本には天皇がいるからである。
だから日本が、世界平和のための、最も強力なリーダーにならなければいけないのだ。
アメリカは常に戦争をしている。
アメリカ主導では平和は来ない。
女の子はユリの花を折った。
その子に出来る精一杯のことだったのだ。
世界平和のために、俺には何が出来るのか。
俺に出来る精一杯のことを、しなければならない。
これが正月の決意である。
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