チョッパー
武の道を志された社長。
尊敬できる方だ。
大山総裁の人生を追った「大山倍達正伝」で、総裁は若き日に防具空手を研究されていたことを知った。先進的だったのだ。その上で、試合において防具を着けることを拒否するという選択をされたのだ。その決意のおかげで、俺たちは武道空手を学ぶことが出来ているのだ。
その著書の中で、沖縄空手では自由組手のことをチョッパーと呼んでいたことを初めて知った。琉球語だろうか?
俺のバイクもチョッパー。
イージーライダーを見てしまって、ハーレーをチョッパーに改造してしまったのだ。
チョッパーとは「ぶった切る」という意味だ。
もともとは、無駄なものをそぎ落とすという意味だろう。
なんと、素敵な言葉だろう。
俺は侍円侭において、組手のことをチョッパーと呼ぶことにした。
沖縄空手に敬意を表して。
そして愛して病まないバイクのチョッパー。
きっと今は、どの流派も、こんな言葉使ってないよな。
独創的であることは何よりも大事だ。
俺は、チョッパーで行く。
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