下段回し蹴り

初めて息子にキックミットを持ってもらいました。一緒に風呂に入ったとき「空手したくない?」と聞くと、「空手だけはしたくない」と答えていました。俺が職場や道場では怪我を隠して平気な顔をして、家に帰るといたたたたと言っているのが、嫌だそうです。やせ我慢こそ男の美学。と、思うんだけどね。

あらゆる骨が回転するとき、∞の形になることに気づきました。下段回し蹴りではすり足にすることによって膝下が全体が∞の形に回転します。もっと沈み込むように蹴れば、大腿骨も∞の形に回転します。最近気づいたのは、両股関節もそうだということです。近いうちに、図説したいと思います。

一般的には右足で蹴るときは右腕を後ろに振ると思いますが、俺は腕の反動を使わず、「順体」で蹴ります。

基本稽古では、両手は帯を持ったまま蹴りますね。

これは「腕の反動を使わずに蹴る」ということを意味していると思います。下段回し蹴りでは、特に蹴りに合わせて相手の上段回し蹴りが飛んでくるかも知れません。

だから顔面ガードは崩しません。

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